2021年8月9日
8月7日土曜日に、メンバー限定で、ワークショップを開きました。
テーマは、「心のバリアフリー事業『お互いを知ろう!』」です。
以前の総会にて、視覚障がい者や盲ろう者の方のことを知り、DBGランナーズの活動で必要な支援を考える機会を設けたいとの意見があり、三重県聴覚障害者支援センター様のご協力を得て今回の運びとなりました。
アスト津にある、みえ県民交流センターにて17名も集まってくださり、Tさんの司会で進行しました。
会長の開会の挨拶から始まりました。
Tさんによる視覚障害、聴覚障害とはのお話しから、続いて疑似体験をしました。YouTubeをゴーグル着用、ヘッドホン着用、何もつけない状態でと見比べていただきました。ゴーグル着用で視覚障害者の実際の見え方、ヘッドホン着用で聴覚障害者の聞こえ方などを体験しました。
次に「盲ろう者きらりの会」の会長さんと盲ろう者通訳者のお二人からお話を伺いました。盲ろう者は、どうやってコミュニケーションをとっているのか、盲ろう者の通訳介助はどんなことをするのかとなどお話ししていただきました。
最後に、グループを4班に分けて、グループディスカッションをしました。グループ内で当事者の体験談や、先ほどのお話の感想などたくさんの意見があり、大いに盛り上がっていました。
残念ながら、進行時間がオーバーしていたので、後からのアトラクションは中止となりました。代わりにDBGランナーズ会長のころちゃんから、「一緒に走ろう」という手話を教えていただきました。ホームページの一番上に掲げている言葉です。
最後に、副会長の閉会のあいさつで終わりました。
視覚障害、聴覚障害といっても、障害の度合いは人それぞれです。疑似体験やそれぞれの話を聞くことで、相手の立場になって考え、その人にとってどのようなサポートがベストなのか、誰もが暮らしやすい社会にするにはどうすればいいのかを、考えるとても貴重な時間でした。
また機会があれば、今回のように色々と話ができる機会を設けたいと思います。